WAAP-WIN(波形解析ソフトウェア)
大容量データの多彩なグラフィック表示
マルチ表示や各種演算処理が簡単
WAAP-WINは、データ集録・表示ソフトウェアDAQ-WINに付加されるデータ解析 ソフトウェアで、Windows 10上においてエルメック製の高速・大容量・多 チャンネルA/Dコンバーターをフルサポートしています。

特徴
最大256ch、2GBまでの解析を行います。
Windowsの特徴を充分に活用し、DAQ-WINで集録された大容量データの多彩なグラフィック表示、マルチ表示や各種演算処理が簡単に行えます。
オフライン処理は計測部で設定された条件によりページ単位に画面を分割し、ページ間のトレンドや加算平均を行なえます。
1ページのデータサイズは、16384データまでで、それらのページを最大16384ページまでに分割することが出来ます。
注:OSはWindows10以降に対応します。
用途
音声解析 、 肺音データ解析、 エンジン燃焼解析、心電データ解析、故障診断解析、筋電データ解析、 応力歪解析、 脳波データ解析、振動解析、常時監視システムなど・・・
1.表示機能( オンライン/リプレイ 表示 )
2本のカーソル により△X、△Yの値が読み取れます。
A. | 時系列処理 生波形表示 微分処理 積分処理 二階微分 二重積分 |
B. | 周波数解析処理 波高値 パワースペクトラム 相互相関 伝達関数 1/1オクターブ、1/3オクターブ |
※ | 上記A、Bに共通した機能として、2画面間の加減乗除、計測中の リアルタイム 解析表示が出来ます。 |
2.オフライン処理
解析前にデータをトリガー条件により検索し、ページ(1度に演算、表示できる単位[最大16384データ]))単位に分割します。ページ分割の同期方法には、次の3通りが あります。
- 非同期 : 単純にデータをページサイズで分割します。
- レベル : 波形のレベルを過ぎったポイントをページの開始点にします。
- マーク : A/Dデータのマークビット(ハードのオプションが必要)に同期 して分割を行います。
- 加算平均: 複数ページ間で、ページ内の各ポイント同士のデータの同期加算平均を行ないます。
- トレンド: 各ページ内の最大値、最小値、平均値、特定ポイントの値を求めX軸をページ数としてデータをプロットします。これにより、ページの進行と共に変化するデータの傾向を見る事ができます。
機能
リアルタイムモニター表示例

重ね書き表示例

FFT解析・1/3オクターブ表示例

その他、オプション機能
リサージュ表示 、自己相関、相互相関、ウェーブレット、統計値指定範囲での最大値・最小値・平均値・標準偏差のデジタル表示
※ 注:弊社製A/DコンバータとPCを接続して、WAAP-WINをご使用ください。(複数のPCにはインストールできません。別途オプションとなります。)
定価(消費税抜き)
WAAP-WIN波形解析 ¥298,000