エンジン 総合判定

世界中で活躍中の信頼のシステム

エンジンの出荷前検査項目は結構複雑ですが、その中でエンジンの音振の検査はひとつの重要な項目です。
エンジンの異なった回転数条件に従って、異音の計測判定を行います。

エンジンの出荷前検査項目は結構複雑ですが、その中でエンジンの音振の検査はひとつの重要な項目です。
エンジンの異なった回転数条件に従って、異音の計測判定を行います。

エンジンの右ヘッド、右ブロック、左ヘッド、左ブロック、チェーンの5つのところにセンサーを固定します。
エンジンを動作させ、センサーから振動信号を検出します。
その信号はチャージアンプで増幅された後ローバスフィルターを通して、A/Dコンバータに入力されます。

音・振解析ソフトは、予め設定されているテストパターンにより、音振データを取り込んで解析及び判定を行い、その結果を人間に通知するとともに、パソコンに保存します。

最大16バンドほど設定でき、バンドでレベル個数(特許)や、レベルの最大、最小、平均値と標準偏差などの判定項目があります。

データ計測結果の保存や、検索、統計と印刷等の機能があり、全出荷エンジンのテストデータが保存されます。
本システムはパソコン計測システムなので、インテリジェント機能があります。

これは、NG判定が出た場合にそのNGがその周波数帯や個数の組み合わせによって、既に原因系が特定されている場合に検出されたNGデータを論理的にみちびき、言葉で原因系を表示できるようにしたものです。

弊社は面積判定や、面積加算、複数レベル設定+面積判定などの判定方法を提供できるので、お客様は実際の状況に応じて、複雑な判定ロジックを構築でき、より正確な判定結果を求められます。

ブロック図

実際の画面の例です。回転数上昇中です
2481回転において計測中です

スペック

Windows XP Embeddedの採用でより堅牢になりました。ベンチを制御する機能、ECUを制御する機能、音振判定、計測機能全てが1台のPCに集積化された一体型です。仕様はご相談に応じます。